なあ、オマエサン。
テイクオフボード。
サーフィン系ではなく、跳び箱の踏切板のこと。
二つのことを思った。
私はオマエサンの踏み台になりたい。
足元は気にせずに、ぐっと前に踏み出しなさい。
そして、私は私の前半の人生を踏み台にして後半に飛び込む。
もうそこに戻ることなく、振り向かずに前に踏み出したい。
昨年から今年にかけて、自分と向き合うシーンが増えた。
自分の中を整理して補足するのにいっぱいいっぱいだった。
今だってそうだ。
だけど、視界は開けた。
私自身が踏み台になり、そして私自身も踏み出したい。
今の私のキーワードはテイクオフボード。
先日、家族三人でレストランに行った。
店員が小皿と子供用のスプーンとフォークを持ってきた。
もちろんオマエサン用として。
童顔だし、マスクをしていると小学生にでも思われたのか。
こんな感じだと、まだオマエサンのテイクオフボードになるのは早いかな。
いや、そんなことはないな。
オマエサンはしっかりと成長している。
しっかり助走もできている。
思った以上に力強く、速く。
いつでも踏み出しなさい。
そして私もまた踏み出す。
青春は回り道。
ありがとう。
