「ハリネズミのチャロが永眠」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

今日なのか、昨晩未明なのか、チャロが永眠した。
生まれたばかりのハリネズミをもらったのが五年ほど前。

私たち家族三人と一緒に過ごしてくれた。
我が家での時間と空間にぬくもりと潤いを与えてくれた。

一ヶ月前からふらつき症候群らしき症状で、後ろ足が動かなくなった。
前足だけで身体を引きずりながら、それでも元気だった。
何度か病院に連れて行っても打つ手なし。
二日前の病院のときはまだ元気だった。
でも、そのあとから前足も動きがぐっと悪くなった。
大好きな生のミルワームにも反応しなくなった。
お腹も張って、食べ物も水も身体の外に出せないようだ。

朝、チャロが冷たく固まっていた。
家族三人で泣いた。
近くの木の下に埋めて花を添えた。

車椅子を作ってあげようと注文した部品が届いた。
間に合わなかったな。

ありがとう。
お疲れ様でした。
ゆっくりやすんでね。

人生はとっくに後半戦。
どんどんシンプルに歩む。

ありがとう。

永眠する二日前のチャロ、まだまだ生きてくれると思っていたよ

この記事を書いた人

最新のブログ記事