「勝ち負けではなく」・:*:・゚☆ たくましき君へ

なあ、悠詩
小川直也という男がいる。
別に彼が好きというわけではない。
ただ、その脆さや孤独感になんとなく惹かれる。
柔道の時も総合格闘技の時も、肝心な所で彼は負ける。
周囲の期待に応えなければならない時に限って。
もちろん、本人も勝ちたかっただろう。
だが、最終的には勝ち負け以上に大切にしたいものがある。
だから敢えてその舞台に上がる。
彼がそう言っているわけではないが、そう思っている。
いや、思いたいのだ。
彼は、今、プロレスをやっているが、世間に届いていない。
その姿は格好良くないし、好きではないが、否定はしない。
勝負の世界でも、勝ち負け以上に大切なものはある。
理解されようとするか、自分が理解するか、大きく異なる。
誤解されても後者でいたい。

総合格闘技で最強と言われるヒョードルと対戦する入場前に流れた煽り映像。
この後、あっさりと敗れるだけに胸に響く。

柔道時代からの因縁の吉田との対戦の入場映像。
交友のあった、故・橋本真也の入場曲を冒頭と途中から使用。
この後、またしても敗れるだけに、一層、胸に響く。
from オトウサン
—悠詩(3歳) with 父(35歳) and 母—

この記事を書いた人

最新のブログ記事