「決別:この街はもう完全に過去」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。
今日は割とゆったり。
先程、懐かしいビルを見上げる。
ただ、ここに用があってきた訳ではない。
移動先への中継点。
この街に長く暮らした。働いた。
渋谷も近くて便利だった。
都会で暮らしている感もあった。
しかしもう完全に過去。
仕事も住まいも全部過去。
今は私は穏やかな多摩地区が大好きだ。
仕事は重要だが、優先順位として他に高いものがある。
変わったというか気づいた。
どちらが楽しいかを比較することに意味はない。
だが、今の方が地に足を着けて生きている感覚がある。
もう昔は良かったとか、戻りたいとか一切思わない。
さようなら。
そして、ありがとう。

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