「クラマトベースのブラッディマリー」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

自宅での週末。

出張で一人で過ごす週末は余計なことを考えてしまう。
しかもやらなくていいデスクワークもしてしまい気分も晴れない。
覚悟が甘い自分を痛感する。

自宅はやはり落ち着く。
物事に引っ張られて幽体離脱してしまいがちだが、自分軸に戻してくれる。

自宅にはセールで買いためているクラマトがある。
ウオッカで割って飲んでみる。久しぶりだ。

ああ、美味しい。
オマエサンが生まれる前ぐらいにこれを知った。
15年以上前か。
渋谷駅付近の小さなバーだった。
今はもう再開発されたので無い。
私もその後、暗黒期に入ったので、その後どうなったのかわからない。

当時は野心的でもあったし、見栄っ張りで、背伸びして、今思えばなんともまあ、、、
でもね、今に至る経緯として、その頃はそれでいい。
過去を美化するのでも、思い出補正とかでもない。
むしろ、それはウオッカのように苦い。

もう当時のような思いもなければ、志向も無い。全く無い。
もっと早くそうなれば良かったが、それもまた自分で選べない。
でも、今そう思えるのは良かったと思える。

青春は回り道。

ありがとう。

自宅で自作のブラッディマリー

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