「友人」・:*:・゚☆ 生まれたての君へ

なあ、悠詩

オマエサンが生まれて我が家は狭くなった。
生活空間が狭くなったし物が増えて散らかりやすい。
誰かお客さんが来ても「どうぞ」と言いにくい。
もう少し広いところに住みたいな。

今のマンションは買った時より高く売れるようだ。
昨今の地価の上昇と立地の良さが影響している。
査定しませんか?というチラシがよく入ってくる。

話は変わる。

昨日、友人が届け物をしに来てくれた。
私が会社をバトンパスした人物だ。
忙しいはずだし、これから大変な時期に入ってくる。
でも気を遣いそうは感じさせないように接してくれる。

玄関でしばし話をする。
こういう時に本当なら「どうぞ」といきたいところだ。
だが振り返ればオマエサンのおもちゃが散乱、、、
やはりもうひと部屋は欲しいかな(今は2LDK)。

話がそれた。

すべては六年以上前に三人で始まったことだった。
この友人と隣の国に行っている友人、そして私だ。
もはや状況はすっかり変わってしまった。
だが、どんな「変化」でも前進する為には必要なのだ。
それが望まない変化だったとしても。

しかし状況は変わっても彼ら二人は変わらない。
彼らそれぞれの性格は違う。
状況や立場も異なる。
だが共通している部分がある。
優しい。そして芯が強いのである。

懐が広いともいえる。
変な言い方だが吸収型のコミュニケーションである。
安易に主張したり意見する者が多い中では貴重だ。

要は実に気持ちいい男なのだ。
打算での付き合いでなく、本音ベースになれる。
むしろ自分の弱さを知って欲しいと思うのだ。
背伸びせずに等身大の自分でいられるのは楽だ。

人付き合いは接している時間や回数ではない。
連絡不精、筆不精な私には友人は少ない。
引き続き彼らに友人でいてもらえれば幸いだ。

from オトウサン
悠詩(0歳9ヶ月) with 父(32歳) and 母—

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